おういん!

私は、「江戸しぐさ」自体は、その時代の文化として興味深いものだと思っています。しかし、「江戸しぐさ」をことさら取り上げる人たちの背景に、

1 現在の若者の風紀が乱れていてなんとかしたい
2 けれども、道徳教育をしても受け入れてもらえない
3 江戸時代には、「江戸しぐさ」というものがあって、相手に配慮しながら暮らしていた生活習慣があるらしい。
4 「江戸しぐさ」を普及することによって、結果として若者の風紀がよくなるのではないか

といったことが見え隠れするような気がして、個人的にはあまり関心が持てません。

当時世界最大規模の都市といわれた江戸では、多くの人が日々出会い、すれ違うため、相手のことを気遣う生活様式がなくては、日々の暮らしに支障がある、ということもあったのかもしれません。そして、多くの人と言っても、当時は、外国から無制限に事物や文化が入ってくるわけでもなくて比較的均一な文化的背景があったために、そういう生活様式に暗黙の了解が取りやすかったと言えるような気がします。繰り返しになりますが、そういうことが文化として、目に見える形で残ること、それ自体は興味深いことです。

問題は、社会が複雑化して他人との関係が見えにくくなってきている現代においては、他人を尊重しにくくなってきているということで、そういった社会情勢を置いたままで、他人との付き合いを「江戸しぐさ」というマニュアルにおさめようとすることは、逆に、人々のじかな触れ合いを遠ざけ、孤立化を進めるのではないかということです。

「江戸しぐさ」を持ち上げる人たちのの危うさ-MI ジャーナル         (旧 農芸楽仮説変革子ども) (via motomocomo) (via kiri2) (via clione)

「平成しぐさ」を考えるのは悪くないかも。江戸と同じとは限らない。

(via h-yamaguchi) (via kml)

江戸しぐさでも平成しぐさでもいいが、若者だけかい?風紀が乱れているの?

(via ipodstyle) (via mnak) (via petapeta) (via lovecake)